平たくいうと、ももクロちゃんによく似たユニット:未確認少女隊UFIが歌う「ベター is the BEST」の、ウレロ☆未完成少女内で流れたMVロケ地を探訪してきましたよっと。んで色々特定してきましたよっと。ということです。
※本記事の最後にはロケ地の地図など詳細情報を掲載しています。
参考:
これが |
ここ |
これが |
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これが |
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これが |
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これが |
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これが |
ここ |
これは |
ここ(以下リンク先参照) |
Cafe 39-4-087
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夏が終わろうとしている。暦の上ではもう既に秋である。
まだだ。まだ終われない。ベタに夏を過ごすのだ。
この日、今年の夏が最後の炎を燃え上がらせるような暑さを見せた真夏日に、我々探検隊は足を踏み入れた。
かの「聖地」をこの肉眼で見るために。同じ景色を感じるのだ。いざ、房総の地へ。
相変わらず探検隊は隊長のみ1名である。
のっけから上空には暗雲が。まるでこれから対峙する困難を予兆するかの如き空模様。
しかし暑い。紫外線は雲の干渉をものともせず容赦なく降り注ぎ、皮膚を赤く黒く染めてゆく。要するにやけどだ。気をつけろ!
そして今回の探検にも例の番人の姿が。
またか・・・ |
トリ! |
猛禽類である。
奴らは前回もそうだった。探検開始早々上空から我々を監視し執拗につきまとう。
その鋭いくちばしと、鉄をも引き裂く鋭利な爪先でもって、隙あらば命をとろうと虎視眈々と狙っているのだ。気をつけろ!
この海辺には、太古の昔より生きてきた生命の証が点在する。
これは王蟲。
怒りで我を忘れた王蟲の大群が、その命尽きるまで突進し続け果てたのがこの地。
化石化した王蟲が、今はただ静かにそこにあった。
海岸線に目を向けると、至るところにトリの姿が。
先ほどの猛禽類ほどの攻撃力は無いが、それぞれに違う能力が備わっている。
全ては我々を葬り去るために。探検隊は常に狙われているのだ。 気をつけろ!
トリの中でも頭脳派のタイプのやつ |
質より量で勝負してくるタイプのやつ |
ここは遥か昔、古代文明が栄えた地。
今や廃れ、遺跡のみがその頃の面影を語る。
主不在のこの建造物は、今何を見つめているのか。
これは古墳。いわゆる古代人の墓である。
墓を暴くと呪いとか病原菌とか色々やばそうなのでスルーする。
我々はモノノフ探検隊。冒険はしないのだ。
ピラミッド的な |
地殻変動によって海に沈んでしまったのであろう。
古代都市の一部は、海に向かって延びる電柱によってのみ目撃することができる。
いや、既に電気が使われていたということのほうに驚きを隠せない。
オーパーツである。世界七不思議に追加しても良いとおもう。
古代遺跡に電柱が・・・ |
灼熱の太陽と地面から湧く熱気、そして塩混じりの風にさらされながら歩くこと数時間。
海に向けて謎の文字が描かれているのを見つける。
宇宙方面との交信に使われる何がしか。ミステリーサークル的なものか。
なんだこれ |
917 |
MONO・・・? |
917MONO。
何のことか。全くわからない。所詮現代人には理解できないものか。我々は考古学者ではない。
そして最後の「O」かと思っていた文字をよく見ると。
誰 |
・・・・・。
独特の象形文字だろうか。顔文字?っていうか顔?誰?
頭の上に沢山の「?」マークを浮かべていると、なにやら海のほうが騒がしい。
顔を上げて、目を向ける。・・・なんだ?
海を・・越えて・・・・こちらに向かってくる影数点を確認。
いや、ものすごいスピードだ!そういえば何か、奇声のような歓声のような声も聞こえる(気がする)。
あれは・・・・く、首狩り族!!
どうやらこの古代遺跡は、後天的に住み着いた首狩り族の縄張りになっていたようだ。
そうか、あの海に向けられた謎の文字「917 MON(顔)」は、首狩り族への合図だったか!
我々探検隊が足を踏み入れたことによりメッセージが発動。
「917 MON(顔)=食いな!モンスターども!!(発信者の似顔絵)」
という意味だったのだ!見る見るうちに迫りくる首狩り族!にげるしか生き延びる道はない。とにかく逃げろ!何故似顔絵!
捕まったら首を狩られ食われる。脇目も振らず逃げ出す隊員(1名)。
しかしここで、予想だにしないとんでもない罠が待ち受けていたのだ!
穴 |
おとしあなだ!!
この穴は一見単なる窪みに見えるが、実は底なし。足を入れてしまうとありとあらゆる刃物っぽいものや毒物っぽいものに侵食され、足止め以上の効果を実現するのだ!(に違いない)
危ないところだった。もう少しで罠にかかり、片足を失うところだった。
いや、片足を失えば首狩り族から逃げる術を失い、命をも失うことになる。
落とし穴に落ちる=絶命、を意味するのだ!
何とか難を逃れたに思えた探検隊一行だが、しかし首狩り族の足は予想以上に速い。
このままでは追いつかれてしまう。足場も悪い。このレースはあちらに何倍もの分がある。
しかし、天は我らに奇跡をもたらした。
空に架かる7色の橋。いわゆる虹である。
科学に疎い首狩り族には、この自然現象が神の成せる業、もしくは悪魔の所業であると恐れているようだ。
しめた。これが足止めとなって、この隙に逃げ出せる。
天は我に味方した!
ありがとう虹 |
探検隊始まって以来の危機的状況を天の助けで乗り切った我々。
しかし灼熱の砂漠。ただでさえ体力を吸われるのに、この足場の悪さでHPがもう既に3程度しかない。毒の沼地3歩で御陀仏である。聖水をぶつけられると一発で即死である。(アンデッドか)
途方もなく広いマップを歩き回るだけで、かの「聖地」に関する情報も得られない。もしかしてこのまま野垂れ死になんてことは・・・。まさにスーパーモンキー大冒険!VIVAクソゲー!
やがて先ほど命を狙われた首狩り族から情報を得よう!とか考え出す錯乱寸前の状態に。
そのとき目の前に巨大な廃墟が見えてくる。
バベルの塔 |
何かと登場する、天高くそびえる塔。ついつい「バベルの塔」と表現してしまう。
古代遺跡の中でも異質なオーラを放つ。まるで今も絶賛稼働中のアトラクションであるかのよう。
旧き時代に建てられたものであるが腐敗などはみられない。
よし。とりあえず昇ってみよう。
「バカと煙は高いところが好き」とは、某緑の人もよく言ったものだ。
そう。お気づきの方も多いかと思われますが、当方取り返しのつかないほどに、バカなのである。
風が強いが良い景色。気持ちがいい。
モノノフ探検隊の旗を立てれば見栄えの良いスポットであると思う。(自宅に忘れてきた)
遠く景色を眺めていると、あるポイントであるシーンが浮かんできた。
ここと |
これ |
海の向こうの塔(煙突?)が、そっくりではないか。
いや、そっくりどころか完全に一致。
そうか。今まで逆の海岸線をずっと歩いてきたのか。どうりで見つからないわけである。
あの場所が背景に写る砂浜というと、この延々と続く森を抜けたところ辺りだ。
砂浜の次は鬱蒼と茂る森という悪路。
しかし往かねばならない。探検隊は何も恐れないのだ。
(※実際は保護林なので進入不可です)
かの「聖地」を目指して密林を往く探検隊一行。
その道中のこと。
かわるがわる襲い来る危険!直面する試練!
吸血生物!隊長がやられた!!
!! |
チュパカブラ。
「ヤギの血を吸うもの」という意味の吸血UMA。勿論ヤギだけ吸われる訳ではない。
この地には、よっぽど小型軽量化されたチュパカブラが生息しているようだ。
こいつらは服の上からだろうが構わず吸血する強靭なストローを持っている。
そして何より飢えている。飢えているUMAはやばいのだ。環境に適応する形に進化したUMAというのも珍しい。
昔、10数分で78箇所吸われた経験のある隊長。その時はさすがに貧血状態、命からがら逃げ帰ったものだが、今回は早々に暴力でもって対応。解決である。
輸血代わりにバナナを食い、聖地へ向けてまい進するのであった。
血を抜かれてもその歩みはとめず。危険がいっぱいの密林を歩くこと数時間。
ついにその場所を見つけたのである。
夏はやっぱり恋でしょう? |
ベタじゃん♪ ベタかな? 超ベタじゃん♪ |
じゃあ肝試しどうですか? ベタじゃん♪ ベタかな? マックスベタじゃん♪ |
ばっちりじゃないか。
聖地。まずは1箇所。
いや。浮かれてばかりいてはいけない。あともう1箇所はあるのだ。
日没までもうあまり時間がない。日が暮れてしまうと「あいつら」がやってくる。
そうなれば、死、あるのみ。あの海辺へいそげ!
密林を抜け砂浜に出た。
こちら側の海を砂浜から望むのは初めてだが、打ち捨てられたような、寂れ傷んだ古代遺跡はここにもある。
柱の傷みがやばい |
ふと上空に一線。
またあいつか!どこまでも追ってくる監視役たる猛禽類。いいかげんにして頂きたい。
そううんざりしつつ、何となく周囲を見渡すと。
・・・ん? |
ここはまさか・・・・・。
きっとそうだ。いや間違いない!
ほら!
おんなじ |
完全に一致 |
ああ。
ここが残る「聖地」だ。
ということは、背を向けた反対側には当然。
みんなが駆けていった海 |
パラソルを立てた場所 |
パラソル越しにみた波打ち際 |
撮影日から2ヶ月弱経過しているのとカメラレンズの画角の違い、天候の違いで完全再現という訳にはいかないが、概ね一致できたのではと考える。
夕日をバックに角田(さん)がレディース相手に熱唱してた場所 |
探検は大変だ。
過酷な環境下での、何時間もの移動。
時には命すら危ぶまれる。
想定外の事態の連続。まさか一日作業になるとは思わなかった。
まさに、一寸先は闇である。
しかし、目的を達したとき、それら全ては報われる。
我々が血と汗と涙で描いた軌跡は、この奇蹟につながっていた。
99%の自己満足と、1%の奇蹟。
それがあれば、もうほかにはなにもいらない。
今回も観られたよ天使の梯子 |
水曜スペシャル モノノフ探検シリーズ~房総の古代遺跡にかの聖地はベタに存在した!!~ 完
※この記事内容における演出、表現等は概ね"ファンタジー"ですが、現実に忠実な部分もあります。
※自分、ストーカーじゃないです。
ちなみに、みんながバーベキューやっていた場所。
ももりん)やっぱり みんなといるから楽しい! |
この場面は「Cafe 39-4-087」というレンタルカフェで撮影されています。
サイトには「予約が無い週末はランチタイムのみカフェを営んでいる」というような記載がありますが、ここ数年週末は予約が埋まっておりカフェになった実績は無いとのことです。
訪れた当日も貸し切られており、終わったあとに片付けをされていたお店の方に話を聞かせていただきました。
このサーフボードへのサインも、恐らくこの店内にあるものと思われますが、実際確認することはできませんでした。
ただ、お店の方は「オーナーのサーフボードが室内に飾ってある」とお聞きしています。
この写真を見せればよかった、と後悔していますが、確認するには実際お客として貸し切り予約をするしかないようです。
音楽も大音量で流せる貸し切り空間。材料と食器を持参すればその他はレンタル可能。
何かの集まりの機会にいかがでしょうか?
【ロケ地巡り情報】
■千葉県立富津公園:http://www.cue-net.or.jp/kouen/futtsu/access.html
1)ロケ地(砂浜)
2)ロケ地(林間:キャンプ場)
⇒富津公園キャンプ場:http://www.futtsu-kanko.info/places/%E5%AF%8C%E6%B4%A5%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A0%B4/
3)ロケ地(バーベキュー)
⇒Cafe 39-4-087
※ロケ地を訪れる場合は、大人としての責任をもって迷惑をかけないよう心がけましょう。