2012年9月12日水曜日

水曜スペシャル モノノフ探検シリーズ~三浦半島に玉井詩織のほっぺたを追え!~

■本編は長いので、忙しい人のためのダイジェスト。

参考:ももいろクローバーZ 玉井詩織オフィシャルブログ「楽しおりん生活 - natural power☆



※本編全容をご覧になるには以下の「もっと読む」をクリックしてください。





ももクロの黄色担当。しおりんこと玉さまことたまちゃ(以下略)が自身のBlog「楽しおりん生活」で、驚きの報告をした。
2012年8月26日の記事「natural power☆」では三浦半島を満喫したとの日記が書かれているが、なんと自分のほっぺたを置いてきたかもという驚愕の告白。頬がないと色々と困るのではないか。「三度の飯が一番好き」という玉さまにとって咀嚼に不便な「頬なし」状態は致命的。これはTDN(とんでもない)ことである。
ということで、玉さまのほっぺたを捜索すべく我々は「モノノフ探検隊」を結成し、かの地「三浦半島」を目指すのであった。
ちなみに隊員は隊長1名のみである。










玉さまから衝撃の告白を受けた一週間後。早朝の現場着を目論み夜中に自宅を出発。
原付で片道約70kmの道程をひとり往く。途中、原付でトンネルを走るとき特有の恐怖に、また異様に煽ってくる10tオーバートラックの狂気に戦慄しながらひた走る。



今宵の月は「ブルームーン」。満月の明るさに照らされながら目的地を目指し、たかだか50ccのエンジンをふかす。
まるでその役割を終えたかのように沈む月と引き換えに、早朝目的地へと到着する。




三浦半島、かの地へと足を踏み入れると、早速凶悪な動物の洗礼を受ける。
殺人鳥だ。じっとこちらを窺っている。
刺激を与えないようにそそくさとこの場を立ち去ろうとしたが、どうやらあちらにはそのつもりが無いようだ。


増えた!


また増えた!



まるで警報装置に引っ掛かったかのごとく集まり来る殺人鳥。
とりあえず即座にやられるようなことは無さそうだが、今後の探検に空からの監視がついてまわることが確定した。
隙あらばその鋭いくちばしで突いてくるかもしれない。油断はできない。
緊張に満ちた探検の始まりである。


殺人鳥の監視に気をつけながら歩を進めると海に出た。
この海を玉さまも見たのだろうか。
海岸線の岩場を歩いてゆくと、突然それは姿を現した!



も、猛獣だ!
それは肉食の哺乳類。鋭い牙で獲物を引き裂く危険な陸の王者だ。
幸い気づかれていないようなので、背後をそっとやりすごす隊長であった。

超みられとる





さて、捜索をはじめよう。
まずは玉さま当日の足どりを追おうと、Blogに掲載されている記念撮影場所の特定を目指す。
とある情報をもとにルートを決める。この荒廃した岩場の先に、果たしてその場所が待っているのだろうか。


道なき道をゆく。一歩間違えれば奈落の底。命がけの探検である。


歩くこと数時間。やっとひらけた場所に出た。海を臨む場所だがしかし、ここは写真とは違う場所のようだ。
それにしても、辺りには大量の何かが舞っている。一体なんだろうか。

・・・ん?


こ、こいつは・・・・ッ!!




スカイフィッシュ。別名「フライング・ロッド」。
時速280km/h以上で空中を飛ぶという例のUMAだ。
「ジョジョの奇妙な冒険(第六部)」によると、これは動物の「体温」を食べるという。
体温を奪われては生きてゆけない。これはたまらんと我々はきびすを返し、振り返ることなく一目散に来た道を戻ったのであった。
とんだガセ情報に踊らされた形となってしまった



ガセ情報に思わぬ危険に直面しタイムロスをしてしまった、我々は態勢を整えなおすために、とりあえず高いところにのぼって一帯を見渡すことにした。
この天へ続く階段を昇ってゆくのだ。はたして天は、バベルの塔のそれのごとく裁きを下すのだろうか?


気をつけろ!
ここだけ2段分の高さになっている。ここでつまづけば大怪我ではすまないところであった。
直前に気づけてよかった。あぶないところだった。
やはり天は我々を拒絶しているのだろうか。

無事ここをやりすごし、ほっと安堵した直後のことである。
またしても隊長に危険が迫る!




蜘蛛の巣、である。
こうも立て続けにくると、いよいよ何らかの思惑にのっとった仕掛けであると考える方が自然である。
きっと我々は神に拒絶されている。
しかし、歩みを止めてはいけないのだ。玉さまの頬を取り戻すために!



困難もあったが、頂上へ到着する。
見渡すと、何か見覚えのある灯台を発見。
あれは、間違いない。玉さまの写真に写っていた灯台だ。
これで進むべき道が開けたのだ。危険を顧みず苦労して登頂してよかった。今までの苦労が報われた瞬間である。


目標が定まったところで、ルートを考え直し進んでゆく。
しかし更に過酷な道程。途中には先人が遺した探検道具が放置されていた。

これの持ち主は、はたして無事なのだろうか・・・



やがて神の居るところ、神聖な場所にたどり着く。
我々はここで、探検の無事と成就、そして玉さまのほっぺた奪還を祈願した。
ふと中から風が吹いた気がした。神が応えてくれたのだろうか。

立派なまねきねこ氏にも出会う。おひげとまゆげがつながっとる。



そしてそれは、唐突に目前に広がった。
興奮を抑え、冷静に構図を確認する。
間違いない。あの写真の場所である。

ここだ!


この構図だ!


参考:玉さまBlog掲載の写真


iPhoneで撮るとこんな感じ


そして岩場に降りる。
もう一枚の、あの写真の場所を探索する。
時には腹ばいになり、時には腹筋をプルプル震わせながら構図を探す。
そしてとうとう、ジャストな場所を見つけたのである!

間違いない


こうだ!


参考:玉さまBlog掲載の写真


iPhoneで撮るとこんな感じ


カメラの画角の問題か、単に構図がズレていたのか、こうしてみると多少の違いはあるものの、間違いなくここで撮られたものだという確認はできた。
撮影時間帯が違うので影のでき方がだいぶ異なるが、その辺りは勘弁いただきたい。
これでようやく、玉さまのほっぺたがこの界隈に鎮座されていると判断できた訳だ。つまり、ここがスタートラインである。

歓喜のFlag



しかし!浮かれている場合ではない!
我々はこの後、得体の知れない生命体と遭遇し言葉を失うことになるのだ!
どうする隊長?どうなるモノノフ探検隊!?




でっかいやつが あらわれた!(わー)


ご覧頂いたとおりの「地球外生命体」である。
この危機を、一体どう脱するのか!?

どう対応したら良いのか、全くわからない。
わからないので、やがて我々は考えるのをやめた。(スルーしました)
眠っていたのか、襲うでもなく追ってくるでもなく無事に立ち去ることができた。運がよかったのかもしれない。


このあと我々は、玉さまが撮影したねこと、その場所を探すことにした。
行く先々では、地面を覆い尽くすほどの謎の食材を目の当たりにし身動きができなくなったり、魚が謎の死を遂げている現場を目撃したりとハードな道程が続く。


行く手を邪魔する大量の食材


謎の奇病か!?絶命した魚


こちらの方は、熟睡しているだけです



探索を進めているうちに空気が一変。急激に亜熱帯へと変化する風。
そしてやってきた。スコールである。

すいませーん、お水とめてくださーい


突然の大雨に慌てふためく隊員たち(一人)。雨具の用意などしておらず、木の下でやりすごそうとするもかえって大粒にまとまった雫を連続して直撃食らう事態に。まずい。これは・・・。



手持ちのタオルで雨粒をガードするも焼け石に水。ほとんどを体で受けた隊長は、奪われた体力の大きさに一時は命さえ危ぶまれたほどだったが、ほどなくして回復。さすが隊長である。

雨もあがり、さあ活動しようかというところで、周囲に獲物を探す猛獣がうろついていることに気づく。
軽率な行動は身を滅ぼすのだ。気をつけろ!

高いところにのぼる猛獣さん


あごがかゆい猛獣さん


そしてこの探検中最大の恐怖。
不気味極まりないクリーチャーとの邂逅のときがやってくるのであった。

呼び込みをする猛獣さんのむこうに


ぎゃー!おばけー!


「氷」と描かれたその文字通り、まさに凍てつく衝撃。見た者すべてを凍らせるかのような冷徹な狂気。
逃げろ!いち早く逃げろ!ヤツにとりこまれる前に!


なんとか逃げ切り安堵する。しかしここは一体どこだ。無我夢中で逃げてきて現在地がわからない。
・・・いや。まてよ。あれは、もしかしたら・・・。


ここは、ひょっとして・・・


やっぱりここだ!


参考:玉さまBlog掲載の画像


iPhoneで撮るとこんな感じ


怪我の功名。クリーチャーから無心で逃げた先が探していた場所とはなんという偶然。
もはや天は我々の味方なのだろうか。

しかし、ここにねこの姿がない。生き物だから当然、そこに留まっているものではない。
周囲にねこを探す。探す。探す。・・・いた!


んーーーーーーー・・・・


にゃーーーー!


ちがう。写っていたのはこねこじゃない。
しかし、あのねこの仲間である可能性は高いと考える。もしかしたら血縁者かも。
という訳で、しばらくここに留まることとする。
ちなみにねこ=猛獣であるということを忘れてはいけない。
油断するとこねこが相手であっても、腕の一本や二本は持っていかれるのだ。
慎重に、身を隠しながらの観察である。


母親から授乳中のミニ猛獣さん


ぽかぽかぽかぽかぽかー


やんちゃ盛りのミニ猛獣さん


ちなみにこの母親は、残念ながら玉さまが撮影されたねことは柄が違うということを付け加えておこう。


どれくらい待っただろうか。例の親子が疲れ眠った頃。ふと目先を変えると・・・


あっ


このひとは!


なんと、ずっと我々を遠くから見ていたのである。観察されているのはこちらのほうだった。

全く同じポーズは再現してくれなかったので、似たようなポーズでの検証。

多少だらけたこの姿と


玉さまが撮った画像を拡大したもの


共通点が多すぎる。間違いない。玉さまに撮影された幸せなねこはこの子であると断言しよう。
拝むと良いことがあるに違いないので拝んどいた。

ちなみにこの猛獣さんは普段、概ね


若造に大人の威厳を示したり



寝たりしていらっしゃいます。



こっちの子は、わけわからんほどに元気です。
※しかしそれなりに警戒心旺盛で安心しました。



ねこの特定にかまけているうちに、知らず知らずのうちに隊長へ忍び寄る魔の手・・・危機がそこまで来ていたことに気づく!
まさか!ここに来てこんな惨事が!




蚊に血を抜かれた!奴らはいつもこうだ!
知らないうちに寄ってきて、気づかれないように血を抜いて、かゆみをつけて去ってゆく。
恐ろしい吸血生物の手口に脅かされつつも、探検はやめられない。
我々には、果たさなければならない目的があるのだ!


風雲急を告げる


実は何度もスコールにやられている。
冒頭の殺人鳥、猛禽類の仕業だろうか。我々の探検を妨害せんとするその執拗な攻撃と考え、空をキッと睨むとまた激しい雨が降ってきた。
完全に監視されている。反抗するのはもうやめよう。

雨にうたれながら進む我々に、また新たな脅威が襲う。
今度のやつも得体が知れない。気をつけろ!すばやい動きでかく乱してくるぞ!




トリッキーな動きでかく乱してくるUMA


どうやら彼は、この枠の中からは出られないようだ。特定の場所でしか生きることのできない哀れな生物。
しかし油断して体を触ってしまうと、たちまち猛毒が体中を駆け巡り死に至ったりするに違いないのだ。気をつけろ!

球体色が、ももたまいVer.と、ももあやか(?)Ver.の2種類がありました





やたら甘えてくる猛獣がいたので、眉間とか首とか肩とか背中とか尻とか腹とか色んなところをわしゃわしゃやって手なずける。恍惚の表情が癒しをくれる。
しかしこの子に構ってばかりはいられない。後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にする。
そう。ここ三浦半島の南端には、玉さまのほっぺたは無い気がするのだ。
もしここに置いてきたとすると、猛禽類や猛獣どもに既に食われてしまっているのではないか。そんなぐろい想像が頭に浮かび、この地での捜索は諦め、三浦半島南端よりちょこっと手前の地に戻ることにしたのであった。
しかしここに玉さまが来たことは間違いない事実であり、足取りをなぞるという点ではこれ以上ない成果を得たものである。



移動後のここにも猛獣の姿を確認したのであった



まずは散策レベルでの捜索。この地をまず理解するという点でも重要な作業である。
玉さまのほっぺたのヒントを、アンテナ高く立てて探すのであった。


これは・・・実におしい。白が紫だったなら。


これか!?・・いや、これはむしろぷにっぴちのあの人のものっぽい。




やはり、ただ闇雲に探すだけでは埒があかない。この地も広いのだ。日が暮れてしまう。その前に、度重なる執拗なスコールに体と心が参ってしまう。
計画を立てて戦略を練ろう。

・・・そうだ。玉さまのほっぺたは何故落ちたか。美味しい海鮮丼を食べたからだ。
ならばその海鮮丼を食べた辺りに残されている可能性が最も高いのではないか。至極簡単なロジックだ。何故今まで気づかなかったのだろうか。隊長頭悪い。

ここでやっさんをも凌ぐググラー、ネットがお友達たる隊長としての面目躍如。
どうにかその店のあたりをつけ実地調査開始。
そして見事、一軒目でビンゴ。玉さまが海鮮丼を食べ、ほっぺたを落とした現場を発見したのである。



これが


海鮮どーん!


参考:玉さまBlog掲載の画像


iPhoneで撮るとこんな感じ


全く同じものを食べる。いやさすがに美味い。ほっぺたが落ちるのもわかる気がする。
しかし脂が乗りすぎていて、中年の胃にはいささかヘビー。やっとのことで完食。
玉さまなら若いから、この程度ならぱくぱく2人前くらい軽く食べてしまうのだろう。
そしてこの上まだサザエの壺焼きなど!もう食べられないよ!玉さまの胃袋は宇宙である。
※そういえばこの中にあるはずのガリが、玉さまの画像では見当たらない。ガリ抜きで頼んだのかな。



ちなみにこちらは、三浦半島南端で食べたサザエのつぼ焼き。玉さまが食べたかもしれない。


さて、店内には結構なお客さんがいる。
そんな中店内をやたらにうろつく訳にはいかない。
「何をしているんですか」「ほっぺたを探しています」
こんな会話をした日には、早朝に通った三浦警察署で臭い飯を食わされる事態になりかねない。
そういえば取調べ中というとカツ丼が定番だが、ここでは海鮮丼なんかも頼めるのだろうか。どちらにせよ実費負担なので、どうせなら気分よく食べたいものだ。

という訳で、店内の捜索は諦める。とりあえず自席と隣の席まわりは(誰も居ない時を見計らって)くまなく探した。見つからなかった。
そもそもここにある気がしない。もっと他の場所にある気がする。
そんな自らの第六感を信じ、店の外に出るのであった。
多少展開が強引なのは、話を収束する自信がないからに他ならない。


ともかく玉さまは、ここでほっぺたを落とした。
あとは、それを「どこに置いてきたか」である。
考えてもわからないので、聞き込み調査という手段に出る。
知っているという方に出会った。しかしよくよく調べてみると「ほっぺた」ではなく「ホッピー」だった。
そんな妄想を浮かべつつ、この街をあてもなく徘徊する。

・・・そこには、目を疑うような恐ろしい光景が広がっていたのであった。



さらし首×3のある風景


戦慄・・・悪寒が走る。
自らの力と功績を称えるが為の自己主張だろうか。首を切り落としてそれを見世物にするとは。
しかも腐りにくいように氷で冷やしながらという手段を用いる。よっぽど誇示したいのだろう。
自分もここでやられたら、このように晒されるのかと思うと一層気が引き締まる。
より注意力を高めつつ、徘徊を続けるのであった。


ここで1つ、気になる掲示を見つける。



血文字


「食の神様」と。血文字で、まるでダイイングメッセージ的なこれは、誰かが命がけで遺してくれた道標か。
まさか他の隊員が!?命を賭して道を開いてくれた!?なんという探検隊魂!感動した!(隊員は隊長1人のみです)

何にせよ、これほど玉さまを連想させる神はいない。
いやむしろ、玉さまのほっぺたが「食の神様」として祀られているのかもしれない。もとい、そうに違いない。
これ以上ない確信を胸に、この矢印のとおり突き進むのであった。


おしい


どうやらここは有名な霊場らしい


周囲に注意しながら進んでゆく。
しかしやはり、一筋縄ではいかなかった。
食の神様へ続く道の門番だろうか。凶暴な猛獣、いや神獣の姿がそこにあり、なんと見つかってしまったのだ!


みつかった!


モノノフ探検隊最大の危機!





にじり寄る神獣。命をとられる!
ここで探検が終わってしまう。生命が終わってしまう。聖獣に屠られた者は、天国でも地獄でもないあいまいな世界を永遠に漂い続けるのだ。
これも運命か、と覚悟を決めた瞬間!一瞬の隙をついて隊長が仕掛ける!


尻をたたく


尻。正確にはシッポの付け根をぽんぽんたたく。
すると神獣は恍惚の表情を浮かべる。これに満足したかのように道をあけてくれた。
神獣と心が通じ合った瞬間である。もうこれで大丈夫だ。一体隊長とは何者なのか。


満足気にお水を飲む神獣



さて、もう何も怖いものはなくなったモノノフ探検隊。
意気揚々と歩を進め、とうとう到着した神殿。



しかし、ここに玉さまのほっぺたは無かった。
あったのは、隊長(昭和51年生まれ)が今年「八方塞がりの運勢」である、という情報のみ。こんな情報いらない。


先ほどまでの勢いはどこへやら。落胆し、このままなめくじになってしまうのではないかという勢いののっそりした足取りで来た道を戻る。

ふと、何かが視界に入る。
黄色い、何か。
なんかいっぱいある。

あれは・・・一体・・・・・・?


!?


・・・そうだ。これだ。
この色。このカタチ。
間違いない。とうとう見つけた。長い道程だったが、ようやく終わりの時を迎えられる。

それでは、満を持してご覧いただこう。




ひよこ


食の神様。

あの神殿は実はダミーで、ご神体である玉さまのほっぺたはここに吊るされ鎮座されているのだ。

玉さまのほっぺたは5つのひよこに分かれ、ここ三浦半島の地で「食の神様」として使命を全うされている。
既に神格化されたものを奪還するなど、この地の人々に許される訳がない。
狩られて、屠られて、さらし首にされるのがオチだ。
これはもう、そっとしておいた方が良い。玉さまも望まないだろう。

この先未来永劫、この地で大切に祀られますように、という祈りを捧げ、今回の探検に終止符をうつのであった。


我々は無駄足であったのか。
否。この世の中に無駄なことなどないのだ。
玉さまの足どりを追体験できたこと。玉さまのほっぺたが食の神として崇められていること。
それが知れただけで十分ではないか。
そして何より、今日も玉さまは笑顔だ。それが一番嬉しいことであり、真理であると考える。

またいつの日か、この地を訪れよう。
より神格化が進んだ玉さまのほっぺたが、もはや伝説となるくらいになるその日まで。

この地に降りそそぐ「天使の梯子」は、食の神様たる玉さまのほっぺたの御加護か。
晴れ晴れとした気分と、帰りも断続的に降りつけるスコールにいろいろとやられながら、モノノフ探検隊は帰路につくのであった。




水曜スペシャル モノノフ探検シリーズ~三浦半島に玉井詩織のほっぺたを追え!~ 




※この記事内容における演出、表現等は概ね"ファンタジー"ですが、現実に忠実な部分もあります。
※場所については明確にはしません。特に海鮮丼のお店については、価格など下世話な話に発展してしまう恐れがあり、店名は公開しない方針です。
※自分、ストーカーじゃないです。